グリーンサム(green thumb)

グリーンサムという言葉は知っていますか？

直訳すれば緑の親指。

なぜだか普通にお水をあげているだけなのに、いつもその植物が元気そうだったり、増えていたり、花がいつもキレイに咲いていたり、、、植物を上手に育てることのできる人、枯らすことなく植物と向き合い、それが無理しているようでなく自然に見える人、と僕は解釈しています。

その対義語としてブラウンサム(Brown Thumb)があります。

自分はどっちなのだろう？とよく思います。

一般的な造園業の世界にいる中では、どちらかといえばものすごく色々な場所に植物を植えている機会に恵まれている方だと思っています。

修業中の時は、植物のお手入れも「その樹に呼ばれてお手入れさせていただいていると思って、真剣に向き合えよ」と諸先輩方に教えられていました。

なのでハサミ１つ、剪定１つにしても集中して、たとえお客様に「なぜその枝を切ったの？」と尋ねられても全て答えられるようにしています。

小枝１つ挟むだけでも意味がある。

ただ形を整えるだけの剪定は剪定ではありません。

自分としては、お手入れも含めて全ての作業にこの「グリーンサム」であれたらいいなあ。。。