修行とは、、、
なかなか行けずにはいるのですが、吉祥寺のとある整骨院に時々通っています。
そこには同じ年代の院長先生と、若い修行中の先生が三名くらいいて、みんな元気よく研究熱心なのかなと思わせる良い雰囲気でやっているように見えます。
初めのうちは若い先生が電気を当て、その後にマッサージの施術を行うわけですが、最後は院長先生が仕上げをしてくれます。
その時の会話で、スタッフの話になり、患者さん=お客様に対しての対応やお仕事への姿勢の話になりました。
任された事により、その施術の分野では
「一人前」
になったと勘違いをしてしまっている場面が時々垣間見える、と。
それはどんなお仕事でも同じかもしれないですね。
現場に来てもらっている後輩たち、若い衆、それぞれにお仕事はやってもらっていますが、
とりあえずやってもらわなければ覚えないし、その状況状況で臨機応変に対応できる能力を見ています。
時間のかけ方、作業のやり方、仕上がり、全てトータル的に一人前にこなせるには、大変な思いをしながらクリアしてきた現場の数と質、
そして身体で覚えこむ回数と吸収する能力になるので、人によりものすごい長い時間が必要な人もいれば、要領よく上手にこなす人もいます。
僕でさえ、このお仕事をする以上は日々スキルアップして、いかにお客様に満足をしていただけるかを考えていかないといけないと思っています。
数年しかやってきていないのに、簡単に一人前と認めてもらえるような甘いお仕事なんてありませんよね。
褒めて伸ばすのは大切だと思いますが、褒めた分だけ「やれちゃってる感」を出しがちな人には僕は相当厳しいです。
基本を大事に反復して、固まったら応用へ。
なんでもどんなお仕事でも同じですね。
施術を受けていると整骨院の先生方も職人さんだなあと思います。
生き物を相手にしているという点では千差万別な対応が求められるので、僕らのお仕事とよく似ていますね。
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