最近の若い人
僕らもきっとそう呼ばれていた時代があった事は重々承知の上で、、、
40も半ばになると歳下の世代とのいわゆるジェネレーションギャップ?というか感覚や物事への向き合い方に違いを感じます。
休憩時間などに仲間と話をしていても、今の若い世代はその話の輪に入ってきません。
諸先輩方の中に入っていくのは恐れ多いと思っているのかな???
そんな時に何をしてるかといえば、だいたいスマホを相手にしています。
もちろんそんな若い子達ばかりではないと思いますが、情報を仕入れる場所はインターネットになってしまっているのではないか、と思うのです。
音楽もCD買わずとも聞けるし、本もページをめくる必要もありません。
レコードに針を落とす時の緊張感、封を開けてデッキに入れて音楽が聞こえてくるまでの気持ち、次のページをめくるまでの物語の展開への想像力。。。
目に見えていない、僅かな時間のちょっとした緊張感は、アナログ時代のいいところなのではないか。
よく、本は行間を読め、なんて言いましたよね。
お客様との会話、仲間達との会話から、どんなことを相手から引き出すか、そんなことを僕は若い頃は考えていました。
なんもできないペーペーでも毎日何かを盗んでやるって思ってお仕事してました。
そして、親方や先輩に聞ける唯一と言ってもいいくらいの時間、休憩時間にお客様からいただいたお茶を入れて差し出し、そこからがチャンスとばかりに、こういう場合はどの枝を挟んだら良いか、とか剪定された枝を持っていき自分でさらに剪定してはこういう感じですか?、とか聞いたものでした。
親方や先輩の理不尽なセリフもありましたが、そんなのにふてくされているようではいつまでも一人前にはなりません。
お客様だって無理難題言ってくる場合もあるわけですからね。
そういった1つ1つの積み重ねが大事で、なぜ先輩にそういう事を言われたのか、必ず理由があるはずなので、それを見つけるのも結局はお客様の痒いところに手が届くようなお仕事をするための訓練だったのかな、と思います。
クオリティを下げるようなお仕事は一切しないように常に全力で、
常に考えて、ベストを尽くす。
そんな気持ちでやってきたから野心が人一倍強いのかもしれませんね(笑)
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