腰痛。。。
腰痛を理由にやる気がないフリをしているわけではなく、身体のどこかが調子が悪いとそっちに体力も精神力も持っていかれて、全てにやる気が出なくなりませんか?w
自分だけ?
おそらく人生でこんなに接骨院に通ったことはないくらい、毎日、というか毎朝現場に行く前に昔から行っている接骨院にお世話になっています。
吉祥寺にも腕の良い先生のいる整骨院があるのでそこに行きたいのですが、お仕事の前後の時間帯だとどうにも間に合わず通えない。通う時にはお仕事を休まねばならないため、少し遠いのですが、板橋区の接骨院に通っています。
朝5時起きです笑
そこは東京以外からも患者さんが来ていたため、朝早くから開けないとその日の患者さんを見きれないという理由から早朝から診療してくれています。
そこの大先生は元々は医者でした。
目が悪くなり、手術で患者さんの血管が見えなくなってきて、これでは患者さんを殺してしまうと医者を辞めて(正確には外科医を辞めてということだと思いますが)、今の接骨院を開業したのです。
昔、ガンの薬も開発して特許をくれてやったと笑って話していました。
異色の経歴ですよね。
その先生ももう86歳。
僕を初めて診てくれてからもう20年強です。
ただ元々ものすごい勉強家なので、未だに夜中まで医学書を読み漁り、そのままソファで眠ってしまうこともよくあるそうです。
修行に行って来いと大きな病院やら大学病院などから若い先生を送り込まれたりもしていて、外国からも医学書が届くそうで、英語、ドイツ語、ラテン語の本は普通に読めると言っていました。
僕はその先生には痛い箇所をアバウトにしか言いません。
先生は触ってわかるいわゆるゴッドハンドの持ち主。
そして痛い所はマッサージせず、連動している硬くなっている筋肉や関節をほぐしていきます。
僕の場合だと、腰からくる左脛の外側の痺れと痛みは右腕の肘の前あたりにある激痛ポイントをもみほぐします。普通は痛くないみたいですが僕には激痛です笑
不思議だなあというと先生は
「植木とおんなじだろ?」と。。。
確かに地面から上の幹や枝に、根っこの影響が出ることもありますからね。
日本人の大好きな桜なんて顕著に出ます。
86歳になっても研究をし続けて、患者さんにいい施術をできるように考える。
医者という肩書きがあれば普通はそれできっと何不自由なくやっていけたはずなのに、今は町の接骨院の院長です。
本当に「人を助ける」ということをこの先生から学んだ気がします。
自分も造園の世界から人を助けることができるようになりたいです。
今の状況に満足しながらも甘んじず先に進まないとね。
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