修行時代⑦
長がお仕事を引退すると決意して、残された若い衆の中で職長となるべき役割が自分に回ってきました。
年功序列の会社ではないものの、当時、某アミューズメントパークの中の事情や元請けさんの応対を「毎日」できる人が自分しかいなかった事もあり、
本当は尊敬する1年先輩がいたのですが、当時バンド活動を一生懸命にやっており、ツアーとかで時々休むことも多かったので、何にもない自分が(笑)
そして、親方の娘は相変わらずまるっきりこちらの業界には興味を示さないので、現場での総責任者という立場を任されることになりました。
職人の世界でいうといわゆる
「番頭さん」
ですね。
それからは目まぐるしく時間が過ぎて行き、
後輩たちも少しずつ増えて、会社の体制もなんとか契約を切られることもなくやっていけそうだったので、もうそろそろかな?と、僕もその会社を離れる決意をしたのです。
元々独立して自分でやっていくというのが自分の目標てしたからね。
某アミューズメントパークの中でのことは何もかもが面白く、書きたいことも山ほどあるのてすが、夢を壊してもいけないのでここでは書けません。
ただ間違いなく僕にとって、この植木屋さん人生において、ものすごく貴重な、そっち方面の学校すら行っていない人間にとって、今現在の自分に影響を与え、将来的にどうしたいかを考えることのできる素晴らしい日々だったと今でも思っています。
コンセプトへの対応力、考え方、お客様への交渉や提案、ストーリーを待たせたクリエイティブ力など、ここで時間をしっかりかけて多くを学べた事は今の自分に多大なる影響を与えています。
また戻りたい?
半々てとこでしょうか。。、
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