修行時代⑧
梅雨に入ったかのような曇り空から一週間が始まりました。
蒸し暑いとウチのかわいいパグも呼吸が荒くなりかわいそう。
僕は暑いのは結構平気な方なので、さっさと梅雨明けしてくれーという感じですが、雨の中の作業は高機能のレインウェアを着ていても中で汗かいてしまうため、あんまり意味がないw
太陽が出ていなくても脱水になったりするので倒れないようにお仕事頑張っていきます。
休日がしばらくなさそうなので、曜日感覚が無くなってきます。。。が、待っていてくださるお客様のために休まずお仕事させていただきます。
ありがたいことですからね。
某アミューズメントパークの会社を辞め、次に行ったのは前から尊敬していた大先輩の所でした。
1人親方として、個人のお客様のみで年間を通して安定してお仕事をしていた姿を見て、何か自分にプラスになるものを求め、誘われるがままにそこでお世話になりました。
その大先輩は高校一年生で学校を中退し、がむしゃらに土木や造園の世界で生きて来た人。
経験しながら身につけていく、
ザ・職人!
でした。家族を早く持ちたかったというだけあって、早くに子供もでき、さらにその子供も20歳くらいで子供ができていたので、40代でもうおじいちゃんになっていました(笑)
その親方の口癖が
「ボロは着てても心は錦」
でありたい、と。
もちろん身なりはちゃんとしていました。
お客様の前に出るのに汚れたり、破れたりした作業服で行くことはありません。
上がり酒
と言って、お仕事終わってから戻ってきてお酒(主にビール)を飲むこともしばしば。
僕は車通勤だったので、酔いが醒めるまで親方の所で少し寝かせてもらい、目が覚めてから帰ることもよくありました。
お酒を親方やその仲間の方達と飲む事で、お仕事中に聞けない事や植物のこと、先輩達のお仕事への思いをたくさん聞いて、自分の物にもしていった貴重な時間だったと思います。
今の若者はあまり上司と飲むような事はしないようですが、身近にいる先輩達の言葉をそういう時に聞いたり、本音を少しさらけ出したりする時間を設ければ、特に会社勤めの人たちはもっと楽にお仕事ができると思うし、出世も早められるのではないかと思うのですけどね。
感覚的にそんな感じじゃないのかな。。。
その業界にいる先輩の話を聞いて取り入れる取り入れないを選択して、自分の糧にすれば、自分でも楽になると思いますが、、、
時代が変われば人も変わりますね。
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